「やりたいこと」の多い人生を
人は、「やるべきこと」が多いと、苦しくなってしまいます。ですから私は、「やるべきことは何か?」ではなく、「何をしたいか?」と考えるようにしています。
よく考えてみますと、人生に「やるべきこと」など、ひつとつもないのかも知れません。
たとえば、「今日も出勤して、仕事をすべき」なのでしょうか?
「今日も出勤する」のは、ほんとうは何か「したいこと」のためなのではないでしょうか。
「〇〇をしたい → そのためにお金が欲しい → だから今日も働く」であったり、「仕事で充実感を感じたい → そのために信頼され、仕事を任されたい → だから今日も休まずに働く」だったりします。
そして、「やりたいこと」の裏側には、必ず自分以外の「誰か」の存在があります。「その誰かのために」だったり、「その人といっしょにやりたい」だったりするのではないでしょうか?
もしあなたが、「その人に喜んで欲しい、幸せになってほしい」と思っているなら、「その人」はあなたにとって「大切な人」です。ですから誰にでも、「大切な人」はたくさんいます。
でも、「どれくらい大切か」はいろいろです。家族も友達も「大切な人」ですが、多くの場合、「家族」の方が「友達」よりももっと大切ですよね。
もちろん私も、「家族」の方が大切です(笑)
ですから私は、私とかかわった人が、あたたかな気持ちや、元気を感じてくれる――そんな関係が、どんどん増えていけばいいなと思っています。 と同時に、「大切な人」との関係をしっかり深めていきたいなと思っています。
「大切な人」がいると、「やりたいこと」が生まれます。
人は、「やりたいこと」がたくさんあると、それだけで幸せです。
そして、それをすることができれば、もっと幸せです。
皆さまにとって、「やりたいこと」がいっぱいの1年になりますように。